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美術教室

絵画や模型作り、工作などを通じてどんなものを描き、作るのが楽しく感じるかを各自が探る体験を繰り返し行います。完全に0から探り始めるのは大人にとってもさえも難しいものです。小学生向けに一定のテーマや条件の指針を与え、適宜アドバイスを与えることでたくさんのものを描いたり作ったりすることができるようになります。

これらの楽しい体験を通して、児童たちは身の回りの意識していなかった様々な物体や現象に、より繊細に気付くことができるようになります。必要なときには柔軟に組み合わせて考えられるようになり、青年期や成人期に至る人付き合いや議論、勉強や創造的仕事・活動などあらゆる場面での基礎を養うことができます。

参加をご希望の場合は、電話・LINE・メール、他口頭で直接などでも学童職員へお申し付けください。
Tel(学童):072-668-3719 (平日8:30~18:30)
現在の空き状況: 空きがございます
定員に達し次第、募集を中断し、ホームページでも告知いたしますのでご了承ください。

内容

現在の活動は一例を挙げると以下のものです。
画用紙に絵を描く
・パネルで建物の模型作り・色塗り
お菓子箱作り
・型枠を使った服の絵・柄を描く
・現実の立体物を絵の具で模写
など

<指導方針>
実は絵を描いたり物を作ったりといった「技術」は、高校生や大人の時にきちんとした教わり方をすればすぐに身に付くものがほとんどです。同時に、それまでに強く要求されることは少ない(できることに越したことはないが)。逆に、上記の概要にて記しました「様々な物体や現象に意識を向けることができる」能力は学校教育の中では割合の低いものになっていながら、将来の各児童のQOL(生活の質)を考慮するとその重要性は計り知れないほど大きいのです。具体的には道徳、図画工作、音楽などがカリキュラムとして設定され、他に児童同士や大人との関わり合いによって育むという仕組みです。現在の日本の学歴プログラム(特に暗記を主軸とする大学受験)を考慮すればこの割合は仕方のないこととも言えます。ですので、代わりに各家庭で(余裕があれば)できるだけ伸ばしましょうという構図になっています。よって本教室が「様々な物体や現象に意識を向けることができる」ための最適な指導を行います。

とは言ってもただ単にいろいろな物体や現象を意識してみましょうという活動を続けても、小学生には退屈この上ないでしょう。理想は、何か楽しい活動を継続しているうちに知らず知らず身についていることです。ということで、本美術教室では「楽しく感じるものを探る体験」を提供いたします。そして安易な形式でこの体験を続けることも(意外かもしれませんが)ストレスがかかることなのです。ですので、指針として本教室では独自のテーマや条件、内容を組み合わせて提示し、絵を描いたり工作をしたりで手を動かして、周りの児童同士でも見比べておしゃべりして、そして適宜ストレスを感じさせずに続けられるよう講師がアドバイスを与える、という場を設けます。

また、作品の完成度という点に関してですがこれは前述に理由により主軸には置いていませんが、頭の中で想像したものがその通りに再現できたら作品づくりがより楽しくなるものです。それを考慮して、たまには技術向上のテーマも用意して少しずつ理想の作品が創造できるようには図らいます。

時間・料金

<時間帯>
毎週2コマ行っており、下記どちらかを選んでいただきます。
毎週水曜日
1コマ目: 15:30 ~ 16:30
2コマ目: 16:30 ~ 17:30

<回数プラン>
月2回プラン: 3000円
月4回プラン: 5500円

どちらのプランも振替が可能です。
毎週2コマの時間を用意していますので、事情に合わせて適したコマで行います。
ご希望がございましたらおっしゃってください。

月2回プランの場合、第1~4のどの日にするかを選択していただきます。

●長期休みの場合は時間帯が変わる可能性がございますので、追って告知いたします。

場所

マルちゃん学童内の3階の洋室で行います。
普段は児童たちが遊ぶ部屋の一つですが、美術教室の時間中は専用のスペースとなり受講していない児童は入れない仕様となります。

持ち物・服装

<持ち物>
描く道具と作る材料は全てこちらで用意いたしますので持ち物は不要です。

<服装>
服装に関しては汚れてもいい服を着ていただくようにお願いいたします。
主に絵の具を使うときに汚れる可能性がございます(多いのは袖口に汚れが付くこと)。

備品

参考資料として、多様なカテゴリの図鑑写真集イラスト資料集などを用意しています。
また、大型モニターを設置しており適宜、指導支援ツールとして活用。

描写道具鉛筆絵の具(ポスターカラー)、色鉛筆クレパスペン、消しゴム、絵の具用バケツ…など
立体道具スチレンパネルスチレン用のり厚紙のりはさみ柄テープ…など

完成した作品

描き終わった絵や模型などは基本的に持って帰っていただきます。
児童によるご要望があれば、1周間~1ヶ月ほど学童内にて飾ることもできます(スペーの都合上、できない場合もあります)。

講師

丸山まどか
[愛知県立芸術大学大学院 美術研究科 彫刻専攻 修士課程修了]
彫刻家/ 美学研究・芸術教育研究者